高野歯科医院(福島県伊達市保原町)

歯ぎしり・噛みしめ

 
 
「歯ぎしり」「噛みしめ」は、決して特異な事ではありません。誰もがしている一種の「くせ」と考えて良いでしょう。しかし、ひどくなると時に次のような問題を起こします。

○歯ぎしりや噛みしめが与える全身への影響
・歯への障害 … 歯がしみる、歯の磨耗、歯の破折、噛むと痛い
・歯周組織への障害 … 歯周病(骨の吸収、歯肉の退縮)
・顎関節への障害 … 顎関節症、開口障害、カックン音
・全身への障害 … 顔面痛、頭痛、肩こり、腰痛
・その他 … 舌痛症、舌圧痕、咬頬線

これらの症状のすべてが「歯ぎしり」「噛みしめ」が原因というわけではありませんが、同じような症状がある方はご相談下さい。

ちなみに、夜寝ている時のギリギリなどという音が出るのが歯ぎしりと思われがちですが、音が出る歯ぎしりは20%程度と言われています。


歯ぎしり・噛みしめにより起こった症例

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歯がすり減ってしまった状態



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根っこが割れてしまった状態



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骨が出た状態
(力に耐えれるように自然と骨が出てくるのですが、悪性のものではありません)