高野歯科医院(福島県伊達市保原町)

どうしてむし歯になるの?

 
 

むし歯は細菌による感染症です

産まれたばかりの赤ちゃんには、むし歯菌は存在しません。
家族(両親)から子供へと唾液を介して感染していくのです。
感染の経路として、(子供の食事の味見をしたり、一緒のスプーンや箸を使うこと)で
親から子へと唾液を介してむし歯菌がうつってしまうのです。


子供の歯がはえはじめる
生後6ヶ月頃(離乳食開始頃)から
歯が生えそろう2〜3歳頃
の間に感染が起き、
一度感染したむし歯菌の数は、ハブラシなどでは菌の数を
減らすことが非常に難しいと言われています。


実際に、両親のむし歯が多くても、
むし歯の原因をつきとめ、治療や細菌をコントロールすることで

子供へのむし歯菌の感染を予防し、
むし歯から子供の歯を守ることができます。



・毎日、必ず歯みがきをしているのにむし歯になる
・甘いものを控えているのにむし歯になる

どうして??と不思議に思っている方は多いと思います。



20071120201750.jpg     原因は単一ではなく、
        (1)むし歯菌の数
        (2)唾液の量や性質
        (3)不規則な生活習慣(食生活)  

                       など





     いろいろな原因が重なって、
     かかりやすさ、かかりにくさが決まってきます。




人それぞれ、むし歯の原因が異なるわけです。



 むし歯を予防していくためには、唾液の検査、生活習慣を問診することで、原因を明らかにすることが必要です。


 <唾液検査をすることで分かること>
  *唾液の量や性質
   (唾液には、食べ物を早く洗い流す、口腔内のPHを酸性から中性に戻してくれる細菌の活動を弱めてくれる、などの働きがあります。)
   ・客観的に唾液の量が多いのか、少ないのか
   ・唾液が酸を薄める力が強いか、弱いか
   これらにより、自分のむし歯に対する抵抗力が分かります
    
  *細菌の量
   むし歯のきっかけを作る菌(ミュータンス菌)と、むし歯を進行させる菌(ラクトバチラス菌)の量を調べることができます。
   菌が多ければむし歯になりやすい、また、食生活の問題も
ここから推測できます




 <問診と口腔診査から分かること>
  *飲食回数
   間食回数が多いほど口腔内で酸性の状態が続きます。
また、間食の摂り方によってもむし歯になりやすくなります

    
  *プラーク付着状態
   磨き残しが多ければむし歯になりやすくなります
    
  *フッ化物の使用状況
   家庭でフッ化物入りの歯磨剤を使用したり、歯科医院で定期的にフッ化物を塗布しているかを確認します。
   フッ化物は、正しく使用することで歯の質を強くしてくれます 



これらの組み合わせによってむし歯へのなりやすさが分かります。

また、現状を知るだけでなく、今後むし歯にならないようにするための

一般論ではなく、自分に合った予防方法を知ることができます。


唾液検査を通して原因や問題点、
そして一人ひとりに合わせた解決策を
一緒に考えていきましょう。



予防には、患者さんと歯科医院が一緒になって取り組む事が大切です



20071016161100.jpg※検査は、短時間で終えることができます 。

 検査結果は、次回の来院時にご説明します。


 質問等がございましたら、
 スタッフにお気軽にご相談ください

(残念ながら、唾液検査は、
 保険給付外の検査となっております)